肉森の「返事だけは良し!」

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男の「かしら」ってどうかしら?

自分は男ですが、

「~かしら」

という言葉をちょいちょい使います。




うちの兄も使っています。

兄から来たメールに「かしら」が使われていて、それを見た妻から

「アナタも使うよね」

と言われて改めて考えてみたのですが。

普通に考えたら女性言葉なのかしら。




気になって検索してみたら、

「東京では男で「~かしら」を使うヤツがいる。
実に不愉快。むしずが走る。」

みたいな意見があり、笑ってしまった。




だけど中には

「言葉遣いの丁寧な人が使っている」

「品の良い、育ちの良い人が使うようだ」

って意見もあった。




「アナタは育ちは良いかもしれないけど、間違いなく品は無いよね」

との妻の突っ込みはスルーして。




言葉遣いに関しては、そこまで丁寧なつもりは無いけど、「ら抜き言葉」は好きではないので使わないようにしている。

妻も昔は「ら抜き言葉」を使っていたけど、数年かけて矯正しました。

うちの家族はワリと言葉遣いはちゃんとしていると思っていたけど、母親は最近は当然のように「ら抜き」を使っている。

父も昔から使っているようだが、それは方言らしいので良しとします。




ある時、兄が

ら抜き言葉は、日本語の進化なんだ」

と言った時は、なんとなく裏切られた気がしたけど(笑)、しかし兄自身は「ら抜き」は使わないんだよね。




たしかに、例えば「来る」の可能形の「来られる」は字面だけだと「尊敬語」の「来られる」と見分けがつかない。
そこを「来れる」とすると一目で可能形だと判断できる。

それを進化と呼ぶのなら、そうなのかもしれない。

でも自分としては「そんなの前後の文面から判断せい」って言いたくなるんだなぁ。




しかしテレビでアナウンサーとかが平気で「ら抜き」を使うのは気に入らない。

バラエティとかでタレントがちゃんと話しているのに、テロップが「ら抜き」になっていたりするとガッカリしちゃう。

その逆の場合もあって、それはすごくホッとします。




最近は「れ足す言葉」ってのもあって、例えば

「噛める」を「噛めれる」

「行ける」を「行けれる」とか。

あと大塚愛の「さくらんぼ」の歌詞の「書き表せれない」とか。




あとコレは関係ないけど、Gacktの「君に逢いたくて」の最後の「あたたかかった」とあるべき所が「あたたかった」になっていた「か抜き言葉」とか。

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=-9GBKvfOhvQ]




自分としては美しい日本語を守っていきたいとは思うけど、自分自身も「い抜き言葉」なんかは平気で使っちゃってるし。

×使ってる

○使っている




とりま(とりあえず、まあ)、今後も「ら抜き言葉」だけは気を付けてやっていきたいと思います。

とか言ってるくせに、シレッと「ら抜き言葉」使っていたりしたらゴメンナサイ。







本題からズレたけど、「~かしら」は東京の方言って事で、「むしずが走る」と思われようが、気にせず今後も使おう。

ドラえもんでも、たまにのび太が使ってたよね、たしか。




基本的に、目上の人と話すようなかしこまった場面では使わないし、リラックスしている時にふと出るもんなので。

オナラみたいなもんかしら!